「逆走台風」遠ざかった後も大気が不安定に

井上キャスター:
一般的な台風は西から東へ進みますが、台風15号の進路は逆向きなので「逆走台風」とも言われています。
今まで考えられていた、一般的な台風で注意するべき点の逆を考えていかなければなりません。
坂口気象予報士:
雨が強まるタイミングなどにも従来の台風との違いが出てきています。
今回の台風15号は、勢力としてはそこまで発達していません。通常の台風のように台風の中心に活発な雨雲がたくさんあるのではなく、南にかたまっているような状態です。
茨城に上陸後、12日午前1時ごろ、千葉に雨雲がかかってくる可能性があります。

ただ、強風域が広く、広範囲で風速15メートル以上の影響が出ると予想されています。この強い風は、海から湿った空気を運び込みます。湿った空気とともに、上空には寒気も流れ込んでいるので、大気の状態が不安定になりやすい状態です。
そのため、強い雨が予想されていなくても、地域やタイミングによっては雨が強まるおそれもあります。
雨雲も分散しつつあり、台風の中心が遠ざかったから大丈夫というわけではなく、その後も湿った空気の影響を受けやすくなります。














