飯山の冬の風物詩ともなっている豪雪地ならではの「おもてなし」が20日から始まりました。
(レポート)「晴天に恵まれた飯山市です、きょうからのかまくらの里がオープンしました、今年も3メートル以上ある大きなかまくらがたくさん並んでいます」
飯山市外様(とざま)地区では、地元の有志を中心に毎年この時期にかまくらを作り国内外から訪れた人を迎えています。

(レポート)「椅子とテーブルが並んでいて160センチ以上ある私でも立てるた高さがある」
オープン初日はさっそく20組が訪れ、雪国のかまくらを堪能しました。
(神奈川県から」「いいですね、雪国はあまりなじみがないので、だから雪国ならでは」

家族5人でも、ゆったり入れるほどの広さです。今年は雪が少なかったため、周辺の山や建物の屋根に積もった雪を運び込んで作ったかまくら。

例年通り26基が並びました。
そして、かまくらの里での1番の楽しみといえば!

かまくらの中で食べる「のろし鍋」。
地元で採れたキノコや野菜、特産の「みゆきポーク」などをふんだんに使ったみそ仕立ての鍋です。
(レポート)「みその味わいの中に素材の味がしみだしていてとても美味しい」
かまくらの中で食べる鍋はまた格別なおいしさを感じることができます。

(三重から)「信州ポークが一番おいしくって、ちょっとしか入ってないかもと思っていたら、めちゃめちゃ入っていて具沢山で地元の野菜入れてもらえていてすごく美味しかった」
(大阪から)「中でなべとかは初めて食べた、鍋のあったかいのが中にこもって暑いくらいだった、上着も脱いだし、根菜とかが多くて長野ならではかな」

かまくらの里では鍋だけでなく夜には明かりが灯された幻想的な景色も楽しむことができます。

(飯山かまくら応援隊・服部秀人さん)「外国の方の顔も見られるようになったので嬉しく思っている、薄暗くなってきたときの写真がきれいな青色の景色になるので時間があったらぜひカメラにおさめていただきたいと思う」
雪国ならではの極上のおもてなし。
かまくらの里は2月26日まで、基本的には事前予約が必要だということです。