長野県安曇野市の穂高神社。

祈祷を受けたのは、大寒の20日朝、松本市四賀地区で採れたその名も「大寒(だいかん)たまご」。
何に使うのかというと…。
年輪のような形から福を招くとされるバウムクーヘンです。
「あづみ野菓子工房彩香(さいか)」では、毎年、大寒の日に採れた卵だけを使った商品を限定販売しています。

(あづみ野菓子工房彩香・荻原隆之会長)「寒い日に採れた卵ですからとっても濃い、バウムクーヘンも甘味や濃くが増すので、おいしい時期」
卵に小麦粉やバターなどを混ぜておよそ350度の高温で、生地を繰り返し塗って焼き上げていきます。
(チーフパティシエ・佐藤英寿さん)「全体的にきれいに膨らんでそういう時は心もウキウキになるんですよ」

およそ1時間、バウムクーヘンの完成です。
(荻原隆之会長)「今年1年皆さんが元気で病気やけがなく、開運が訪れるように」
「大寒たまご」で焼き上げたバウムクーヘンは、3000箱限定で、安曇野市の本店のほか、長野市や松本市の店舗などで21日から販売されます。