強盗・窃盗 関東で相次ぐ “同一犯”の可能性は?

日比キャスター:
関東では強盗窃盗の事件が相次いでいます。12月には渋谷区と中野区で事件が起きました。1月に入ると9日から数日の間に何件も相次いでいます。いくつかの事件を詳しく見ていきます。共通点はあるのでしょうか?

・1月14日 茨城・龍ケ崎市
70代夫婦宅 3人組の男が押し入る
夫婦を粘着テープで縛り
現金約2万5000円を奪い逃走
・1月10日 栃木・足利市
50代男性宅 複数の男らが押し入る
男性の手足を粘着テープで縛り
現金約300万円などを奪って逃走
・1月12日 千葉・大網白里市
リサイクルショップ 2人組の男が押し入る
店長に抵抗され何もとらずに逃走
20代の男を逮捕
→携帯には狛江市の大塩さん宅の住所が
警視庁いる寺島さんに聞きたいと思います。事件の背景には何か関連性などはあるのでしょうか

寺島尚彦記者:
関東では今年に入り、住宅や質店などを複数人で狙う窃盗事件や強盗事件が相次いでいます。捜査関係者によりますと、千葉県大網白里市のリサイクルショップで発生した強盗傷害事件の容疑者から押収した携帯電話を解析したところ、大塩さんを狙い、強盗に入るという趣旨の情報があったということです。警視庁は犯人と連続強盗事件の関連を調べています。
また捜査関係者によりますと、これまでに摘発した複数人の強盗事件で逮捕された男が過去に特殊詐欺で逮捕されていたケースもあり、指示役の下に「強盗を行うグループ」「特殊作業を実行するグループ」が同時に存在しているとみています。警視庁は今回の事件でもこうした大きな犯罪グループが背後に存在し、組織的に犯行に及んだとみて捜査しています。
ホランキャスター:
できるだけ地味に装うこと、まとまった財産を家に置かないことですが、お店によっては貴重品などがあるので対策のとり方が難しいですね。
米・イェール大学助教授 成田悠輔氏:
年齢、自宅、事業所、関係なく対策をする。気をつける。ということですね。