群馬県の防災ヘリコプターが墜落し、9人が死亡した事故からきょうで8年です。現場近くで追悼式が行われ、遺族が知事と面会しました。

2018年8月、群馬県の防災ヘリ「はるな」が長野県との県境の山中に墜落し、県の防災航空隊員と消防職員の9人全員が死亡しました。

事故から8年。中之条町で追悼式が開かれました。

遺族会副会長 塩原喜好さん
「何年経とうとも大切に育てた我が子が突然いなくなったことを忘れることはできません。この墜落事故を風化させてはならないという、私たち遺族の思いは変わることはありません」

「事故を風化させない」。そうした思いから、遺族は群馬県に対し機体の展示などを求めていますが、式典後、山本知事と面会した際には…

遺族
「展示の方は群馬県が悪いということははっきりもう書いて、示してもらいたいね」
群馬県 山本一太 知事
「展示の目的がご存じだと思いますが、県民の皆さんにこの事故を風化させないというためなので、誰が悪い、悪くないみたいな話はちょっと違うので」
遺族
「いやそんなことはない。遺族にしてみればそんなことはない」
群馬県 山本一太 知事
「まだ(皆さんの)ご納得が得られてないということで止めてますので、しっかりご了解をいただいたうえで進めていきたいと思います」

展示をめぐり、意見がぶつかる場面もありました。

群馬県は今後、遺族との対話を重ねながら機体の一部や事故の経緯を説明するフリップに加え、墜落現場の写真などを県庁に展示することを検討しています。