熟練の技が光る、難易度の高い「文字盤修理」
この日、安齋さんは、難易度の高い修理に取り掛かりました。

安齋庸介さん:
「時計の文字盤が曲がって壊れているので、文字盤の修理をします。文字盤の修理やってくれるところがあまりないと思うので、昔いた職人さんに技術を教えてもらいながら、あと独学で勉強して、時計修理の資格も取って」
折れてしまった、文字盤と機械部分をつなぐ部品。道具を使い、新しい銅線を付けます。

安齋庸介さん:
「変色しない具合と、きちんとくっつく所の見極めが難しいです。0.1ミリでもズレてしまうと、ずれが全部大きくなって出てくるので、ズレちゃまずいんです。付ける時から。とりあえず変色はないですね」
文字盤の修理を終え、次は全ての部品を取り外し、一つ一つ洗浄します。しかし、その際に使う薬品に心配なことが…

TVニュース音声:『中東情勢の悪化に伴い、原油から作られるナフサの供給に対する心配が広まっています』
部品の洗浄に使用する「ベンジン」は、ナフサから作られており、ストックはあるものの、今後の入手に不安を感じていると言います。

安齋庸介さん:
「ベンジンを入手できなかったら、今でも納期が滞っている感じがあるので、さらに修理の時間をお客さんからいただくようになってしまいます」














