最大震度7を観測した熊本地震から14日目。今回の地震で、農業にも被害が出ています。県内では用水路が被害を受けて、断水が続き、生産に影響が出ています。

全国有数のミニトマトの生産地、八代市。

ミニトマト生産農家 池田正志さん
「からっからですよね。水分を入れてあげて、定植(苗の植え付け)したいので。全然できない状態です」

こちらの農園では毎年8月からミニトマトの苗の植え付けをはじめますが、地震で用水路が被害を受け、断水が続いているため、土に水を与えることができなくなっているといいます。

ミニトマト生産農家 池田正志さん
「この地域は全体的にトマト・ミニトマトを作っているので、用水が戻らなかったら市水を農業用に回すしかないけど、それだったら年間何百万とかかるので厳しいのかなという感じがします」

一方、こちらは氷川町にある水田。稲が植えられているその根元を見ると、水がなく、土は乾燥してひびが入っています。

池田孝浩さん
「穂がだんだん体のなかでできあがって一番収量の大きなポイントに水が欲しいのに、そのとき(水が)止まった」

こちらの水田でも農業用水が断水し、被災から10日以上も水を引くことができていないといいます。

池田孝浩さん
「1週間すぎたくらいで、これもう100%はとれないと覚悟があったけど、刈る(収穫できる)状態になるのかなと思っている」

熊本県によりますと、今回の地震による農林水産業関連の被害額はおよそ233億円で、今後、さらに増加する見込みです。