高級魚ヒラメを味わうイベント『平戸ひらめまつり』が21日から始まるのを前に、20日、長崎県平戸市でヒラメの初出荷式が行われました。
1月、解禁になったヒラメ漁。
5キロ以上の大物は『座布団ヒラメ』と呼ばれます。

20日の初出荷式には、漁業者や観光関係者ら20人ほどが参加。


セレモニーが行われるのは5年ぶりです。

平戸 志々伎漁協 後藤 正喜 組合長:
「1月から3月が非常にヒラメが脂がのった大変おいしい季節になります」
特産のヒラメを生かして観光客を呼び込もうと始まった『平戸ひらめまつり』も今年で28回目となりました。




イベントに参加しているのは平戸市内の飲食店や宿泊施設あわせて19軒で、期間中、宿泊者には『ひらめしゃぶしゃぶ』や『ひらめ茶漬け』などの特別メニューが提供されます。

平戸観光協会 藤澤 美好 会長:
「ここ2~3年は、非常に宿泊、飲食業が大変な時を迎えて参りましたので、大いに力を入れて今年は頑張っていきたいと思っております」

『平戸ひらめまつり』は21日から3月31日まで。
全国旅行支援も再開され、関係者は『ひらめまつり』をきっかけに観光客の増加に期待を寄せています。