詩が持つリズムの心地よさを
(白根直子さんの解説)
『「無色ノ人」は、「我」にとって「絶壁ノゴトクソバダチテ」と表現されるほど大きな存在です。そのうえ「我」が、深いかなしみにくれたときには、「無色ノ人ノ懐ニナクナリ」とあるように、大いなる拠り所ともなっています。この詩は、カタカナと漢字で書かれた文語詩であり、現代の私たちには、やや難解に感じられるかもしれません。
まずは、声に出して読んでみてください。詩が持つリズムの心地よさが自然と伝わってくるはずです。
2026年は、宮沢賢治生誕130年・永瀬清子生誕120年にあたる記念の年です。「無色ノ人」に託された永瀬清子の宮沢賢治への思いを、この詩を通して感じ取っていただければ幸いです』














