W杯に通算5度の出場を果たした長友佑都(39)が8日、味の素スタジアム内で会見を行い、「FC東京と契約の更新をさせていただきました。また今シーズン、FC東京で頑張っていこうと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします。気合入れていきます」と笑顔で語った。
「ワールドカップが終わった後は正直4年間かけてきた思いがすごく強かったので、敗戦を受けて引退の方向に気持ちが傾いてた」と、胸の内を明かした長友。それでも日々を過ごすうちに考えが変わっていったという。
「5年前にFC東京にタイトルを取ると意気込んで帰ってきたにもかかわらず、何一つタイトルをもたらしてないということに自分自身情けなく悔しい思いがどんどん湧いてきました。FC東京で優勝してシャーレを掲げたいという情熱が自分の中で心の底から沸き起こってきたので、現役続行をFC東京でしたいという気持ちが自分の中で固まりました」と、現役続行の理由を口にした。
妻の愛梨さんからは、ワールドカップが終わってからも現役を続けてほしいと言われたという。その理由は「まだ体がバリバリ動いてるのと、どこの怪我もなく元気な体がある状態で辞めるのはもったいないんじゃないっていうのと、子どもたちに背中で、ピッチで見せてほしい」と、背中を押された。
4人の息子たちからは「何でW杯負けたんだっていうことを詰められて、結構プレッシャーがすごかったんですけど」と苦笑い。それでも、「いい父親であるために、またFC東京のピッチで躍動したいなと、その姿を見せたいなと思います」と、長友は力を込めた。
「ともに戦う家族のような存在」だというFC東京。「帰ってくることによって、またやってやろうという気持ちになるし、自分に落ち着きをもたらしてくれるし、本当に自分が大好きなクラブだなと改めて今回決まったときに感じました」と、気持ちを新たに新シーズンに臨む。
■長友佑都(ながとも・ゆうと)
1986年9月12日、 愛媛県出身の39歳。ポジションは DF(サイドバック)。
明治大学在学中にFC東京でプロ入り。2010年にイタリアのチェゼーナへ移籍後、2011年からは名門インテル・ミラノで約7年に渡り主力として活躍。その後、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)を経て、2021年にFC東京へ復帰した。日本代表では長年、不動のサイドバックとして君臨。W杯には2010年南アフリカ大会から2026年北中米大会まで5大会連続で出場を果たした。














