「本当に化け物ですね」…わずか850mで被爆

「自分が自分を見てうんざりするような顔でしたからね…。人が言うのは当たり前と思うんですよ」
𠮷田勝二さんは被爆当時13歳。長崎工業学校造船科の2年生でした。避難場所から学校に友だちと戻る途中、爆心地から約850メートルという近距離で被爆し、全身に大やけどを負いました。
皮膚を移植する手術を何度も受けましたが、顔にも大きな傷跡が残り、人目にさらされる辛さから一歩も家から出られなくなりました。
生前、𠮷田さんは子どもたちに自分のことを次のような言葉で語っていました。

「みなさんのように私も可愛い可愛い少年だったんです。キムタクに似ていたんですよ。13才の少年7人が一発の原爆で40数メートル飛ばされ、田んぼの中に…即死はしませんでした。今までの可愛い面影はどこへやら、本当に化け物ですね…」














