秋篠宮家の長男・悠仁さまが、終戦から81年を迎えた被爆地・広島を訪れ、原爆慰霊碑に供花されました。

きのうで原爆投下から81年となった広島。平和記念公園にはきょう、悠仁さまの姿がありました。

松井一実市長の案内を受けると、原爆の犠牲者らを追悼する慰霊碑へと歩みを進められます。

そして、深く一礼したあと、白い花をたむけられました。悠仁さまが原爆慰霊碑に供花されるのは初めてです。

その後、視察されたのは、爆心地の近くで被害を受け、いまも校舎の一部が残る「本川小学校平和資料館」。

本川小学校 森川敦子 校長
「400人の児童、そして十数名の教職員がいました。生き残った児童はたった1人でした」

当時の被害などについて説明を受けると、悠仁さまは、うなずきながら耳を傾けられていました。

本川小学校 森川敦子 校長
「被爆を若い世代に継承していくことが、とても大事だということを最後にお話しくださった」

実は悠仁さまは、8年前にも広島を訪れています。

当時小学6年生だった悠仁さまは、夏休みを利用して母の紀子さまとともに訪れ、慰霊碑へ黙礼されていました。

戦争の歴史を学んでほしい。秋篠宮ご夫妻のそんなご意向があったといいます。

戦後80年の去年は…

「(Q.沖縄は初めてですか)はい、初めてで」

愛子さまが天皇皇后両陛下とともに初めて、「慰霊」のため沖縄を訪問。

次の世代の皇族方には“戦争の記憶”が着実に受け継がれています。

今回の悠仁さまの広島訪問の意義について専門家は…

名古屋大学 河西秀哉 教授
「若い世代である悠仁親王が実際にやっているというのをテレビなどを通じて伝わることによって、自分たちの問題として考えなくてはいけないというふうに、国民にも理解されるのではないかというふうには思います」

悠仁さまはボーイスカウトの大会『日本スカウトジャンボリー』に出席。今夜、公的な行事で初めてとなる“おことば”を述べられる予定です。

名古屋大学 河西秀哉 教授
「硬くならないようなおことばなのか、これからどういう風に引き継ぎつつ、独自のものも出していくかというところがポイントなんだろうなと」

皇位継承順位2位の悠仁さま。何を語られるのか注目されます。