福島県喜多方市の老舗酒蔵が、再建に向けて大きな一歩です。喜多方市にある笹正宗酒造は今年6月、火事で全焼し、2万5000本ほどの酒を失いました。その後、県酒造協同組合が募金を受け付けていて、7月末時点で2688万円あまりが集まったということです。

笹正宗酒造の岩田悠二郎社長は、7日の会見で「恩を返していきたい」と決意を述べました。今後は、県内の酒蔵を間借りして酒づくりを進めながら、自社での製造再開を目指す方針を示しました。また、岩田社長は焼け跡のタンクに残っていた3500リットルの酒を出荷すると発表しました。

笹正宗酒造・岩田悠二郎社長「これから先の50年、100年につながる酒蔵を作っていきたい。今回の火災を乗り越え、再びこの地から酒を届けるその日を迎えるために一歩ずつ取り組んでいく」

この酒は、来週から県内の酒販店などで順次、販売されます。