きょう(1月20日)は、二十四節気のひとつで1年で最も寒いころとされる「大寒」です。こうした中、岡山県津山市では、毎年この時期に行われる和紙づくりにかかせない作業「ミツマタの川ざらし」を小学生が体験しました。


「冷たい!!」

津山市の横野川で、和紙の原料となるミツマタの「川ざらし」を、高田小学校の5年生が体験しました。寒い時期に行うことで、ミツマタの不純物を取り除きやすくなり、良質の和紙ができるといいます。

けさの津山の最低気温は、マイナス1.4度。上田手漉和紙工場の上田康正さんが手順を教え、子どもたちは水温1度という冷たさにも負けず、一生懸命ミツマタを川にさらしました。

(児童は)
「思ったよりミツマタが重たくて難しかった」
「寒い中で紙を作っているのがすごいな、と思った」

子どもたちは、川ざらしを通じて、地元の伝統工芸品「横野和紙」への理解を深めたようです。