今なら少し先の未来を考えられる

幸之助君は今も病院で定期検査を受けています。

瑠衣さんは、今も病院に足を踏み入れるたびに不安に襲われます。「今日、『再発』と告げられるのではないか」祈るように日常を過ごす日々は変わりません。それでも、瑠衣さんは前を向きます。

瑠衣さん「エフロルニチンのおかげで、少し先の未来を考えられるようになった」

最近、瑠衣さんはランドセルを買いました。

小学校の校門をくぐる我が子の姿を思い描けるようになったのです。両親が胸に抱くのは、ただ一つの切実な祈りです。


生まれた国の違いで、治療の選択肢が狭められることのない社会へ―

瑠衣さん「私たちのように絶望し、悩む人が少なくなってほしい。そして、一人でも多くの命が救われてほしい」

来年は「6歳になる」、再来年は「7歳になる」と、普通に重ねていく歳月がどこまでも続きますように―