「歩くゴミ」を見つけたら?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「『歩くゴミ』は自然界の掃除屋ではなく、害虫退治のプロでもあるのです。
自然界には、よく目立つ派手な色や警戒色に身を包む昆虫もいれば、毒や牙などの武器を持つ昆虫もいます。そんな中でクサカゲロウの幼虫が選んだ戦略は、『ゴミになる』ことでした。
しかも、見た目はただのゴミでも、自分で集め、自分で背負い、自分で作り上げた機能性の高い、まさに世界に一つだけの迷彩服です。
ゴミは捨てるもの。しかし自然界には、そのゴミを最高級の迷彩服へと仕立て上げてしまう名デザイナーがいたのです。もし庭先で歩くゴミを見つけても、ほうきを持つ前に少しかがんでみてください。
その小さなゴミは、植物を守るちょっと変わったセンスを持つおしゃれで頼もしいボディーガードかもしれません」














