■卓球 WTTチャンピオンズ横浜2026 第2日(5日、横浜BUNTAI)

卓球の“シングルスNo.1決定戦”WTTチャンピオンズ横浜の2日目が5日に行われ、世界ランキング3位で、早田ひな(26、日本生命)と日本女子をけん引するエース・張本美和(18、木下グループ)が1回戦に登場。世界ランキング13位の橋本帆乃香(28、デンソー)をゲームカウント3-2(11-5、5-11、9-11、11-5)で激闘制し、2回戦に駒を進めた。

第1ゲームは張本のフォアが冴え、橋本の動きを封じ11-5で圧勝、先制した。しかし第2ゲームは序盤から橋本が流れをつかんだ。“カットマン”の異名を持つ橋本は張本の強い打球に対し、粘りを見せ張本を抑え込み5-11でゲームカウントを振り出しに戻した。

第2ゲーム終了後、橋本がメディカルタイムアウトを取り試合が一時中断。長い中断明けの第3ゲームは長いラリーが続き、両者譲らない展開となるも、ここでも粘りを見せた橋本が隙をつき点を重ねた。張本も粘って一時追いつくも及ばず、9-11でこのゲームも落とした。

もう後がない張本は第4ゲーム。序盤、橋本の武器でもある守備的なカットから相手の隙を見て仕掛けるストレートが決まり引き離されるも、張本はエースの意地を見せ逆転に成功。11-9で首の皮一枚繋がり、勝負は最終ゲームにもつれ込んだ。

最終ゲーム、張本が先に点を取るも橋本も粘り拮抗する展開。しかし徐々に点差が開き、最後は張本が11-5でこの試合を制した。激闘を制した張本は最後にガッツポーズを見せる場面もあった。

試合後、張本は「本当に苦しい試合でしたし、正直自分のパフォーマンスはたくさん反省点が残る試合だった。もちろん勝ったことだけがよかったっていうだけで、やっぱり反省点しか残らない試合でしたけど、でも我慢して勝てたことだけは良かったです」と振り返った。さらに「もちろん出る大会は全て優勝を目指してやっていますし、今回の目標も優勝です」と意気込んだ。

明日以降に行われる2回戦は中国の次世代候補と呼ばれる陳熠(世界ランキング12位)と対戦する。

卓球の世界のトップ32選手が集い男女シングルスのみが行われるWTTチャンピオンズ。日本での開催となった今大会は、日本勢男子5人、女子5人の計10人が出場する。また9月に日本で行われるアジア大会愛知・名古屋に出場する各国の代表選手も集う大会だ。