4日に梅雨明けが発表されたばかりの北陸地方で、早くも秋の便りが届きました。富山地方気象台は5日、構内でススキの開花を観測したと発表しました。平年より18日、去年より10日も早い観測で、遅れていた夏本番の到来と同時に秋の気配が急展開で訪れています。

観測は、気象台の職員が構内にある標本のススキを毎日観察して行っているものです。穂の出た茎が全体の2割ほどに達した状態を確認し「開花」として発表されました。

今年の北陸地方の梅雨明けは平年より12日遅く、昨年と比べると36日も遅い記録的なものとなりました。

長雨が明けた直後に秋の象徴が穂を出す展開に、季節の急速な移り変わりが実感されます。

気象台では今後、初冬にかけてイチョウの黄葉やカエデの紅葉などの生物季節観測を続けていく予定です。

暦の上や自然界では秋の足言が聞こえ始めたものの、梅雨が明けたばかりの北陸地方ではこれから厳しい暑さが本格化します。

エアコンを適切に使用し、こまめな水分補給を行うなど、熱中症には十分な注意が必要です。