■何があったのか

詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都昭島市に住む職業不詳の男(31)です。

警察によりますと、男は詐欺グループの1人として、名前のわからない者らと共謀し、架空の太陽光パネル権利譲渡トラブルに関する和解金を名目に、上山市に住む当時60代の女性から、現金878万円をだましとった疑いが持たれています。

今年6月12日から25日にかけ、共謀者らは複数回にわたり、女性に電話をかけ、実在する飲食料品メーカーや電力小売会社、さらに財務局の職員を名乗り「太陽光パネルの権利譲渡は犯罪で、裁判になるため和解金を支払う必要がある」という旨のうそを伝えました。

そして6月25日の午後3時過ぎに、今回逮捕された男が電力小売業者の社員を装い、上山市にある商業施設の駐車場で、女性から現金878万円をだましとったということです。男は詐欺グループの中で直接カネを受け取る「受け子」でした。

この詐欺被害を確認した警察が捜査を行った結果、男の犯行と分かり、先月29日に男を詐欺の容疑で逮捕しました。

警察は捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしていません。