長野市の12月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数で、前の年の同じ月に比べ5%上昇しました。
上げ幅が5%に達したのは、41年ぶりです。

県庁所在地などで行われる消費者物価指数の調査で、長野市では12月、変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が105.3となり、前の月に比べ0.3%上がりました。
前の年の同じ月と比べると5%の上昇となり、第2次オイルショックの1981年8月に5.1%を記録して以来、41年4か月ぶりの5%超えです。
前の年の同じ時期を上回るのは17か月連続です。
また、電気やガスといった光熱費の値上がりなどから、2022年1年間の総合指数は、2021年を3.1%上回る103.0となり、バブル期の1991年以来の3%台の上昇となりました。