20日は二十四節気の一つで1年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」です。
長野県松本市では朝晩の冷え込みを生かした「凍りもち」作りが最盛期を迎えています。

松本市波田(はた)の農産物加工施設では、地元の女性たちで作るグループのメンバー6人が朝から「凍りもち」作りに精を出しています。
前の日についた餅を四角く切り分け和紙で包んだ後、12個ずつ紐で結んでいきます。
これを2,3日水に浸してから屋外に吊るし、2か月ほどかけて凍らせたり乾燥させたりを繰り返せば「凍りもち」が出来上がります。
「お茶の中に浸して柔らかくなったところで砂糖入れて、スプーンですくってトロトロになる」
最近はプリンやピザの材料としても人気があり、3月のお彼岸のころから市内の直売所などで販売されます。