最初は双子の話を書こうと思っていたんです
堀内:
『けんぐゎい』というタイトルやテーマはどこから着想を得たのですか?

朝倉かすみさん:
最初は双子の話を書こうと思っていたんです。双子が別々のところで育てられて、1人は老舗の大旦那、1人は江戸時代にはないようなコミュニティで育てられたという設定にしたくて。
そのコミュニティの成り立ちを描くエピソード0みたいな短編を書こうと思ったのが最初で、それが長くなっちゃったという感じです。
「けんぐゎい」というのは西の方の発音らしくて、東の人が言うとちょっと嫌味な感じになるらしく、ぴったりだなと思ってつけました。
堀内:
日々の小説のアイデアはどのようなところから生まれるのですか?
朝倉かすみさん:
ラジオやYouTubeなどの動画を、作業しながら聞き流すんです。その中で気になった言葉やフレーズ、考え方をメモしておいて、どうしても気になったら書いちゃうという感じですね。














