合計売上高は3年連続過去最高も…
ランキング対象100社合計の前期比売上高は3.7%の増収でした。前年度の5.0%増と比べると、1.3ポイント落ち込んでいます。増収企業は77社で前年度から2社減少し、100億円以上の売上高を持ついわゆる「100億円企業」は前年度から3社減って78社となりました。全体の方向性は上向きですが、「すべての企業が恩恵を受けている」とは言いにくい状況でもあります。
上位10社の売上高合計は1兆337億6000万円。全体に占める割合は40.2%と、前年度から0.1ポイント減少しました。1位はサンエー(宜野湾市)で、2年連続のトップです。売上高は2349億3700万円(前期比3.2%増)。食料品の物価高騰による販売単価の上昇などが貢献しました。サンエーは子会社のローソン沖縄やサンエーパルコも好調で、
観光の好調が波及効果
2025年度の沖縄への入域観光客数は、前年度比9.9%増の1075万5800人を記録しました。コロナ禍を経て過去最高を更新した観光の復活が、業種をまたいで波及効果を生み出しています。
ホテル業種は前期比5.9%の増収。那覇空港ビルディング(那覇市)は、旅客数の増加に伴う歩合家賃や施設使用料が伸びて前期比12.9%増の171億9500万円を記録しました。ランキングでは前年の52位から45位へと順位を上げています。ホテル分野では、ザ・テラスホテルズ(名護市)が円安による国内旅行の相対的な割安感を背景に、客室単価と客単価がともに上昇し、4期連続の増収となりました。ランキング初登場のリゾーツ琉球(豊見城市)も前期比13.5%増と好調です。
航空輸送ではJTA・日本トランスオーシャン航空(那覇市)が旅客数364万6000人、旅客収入467億円(ともに前期比7.5%増)を達成し、全体9位をキープしました。2026年2月には那覇〜台北線にも就航し、インバウンド需要の取り込みも進んでいます。
観光を追い風とするレンタカー事業では、トヨタレンタリース沖縄(那覇市)が貸出単価の上昇とレンタアップ車の販売増で前期比8.8%増の92億5800万円となり、2年連続でランキングに登場しています。














