熊本地震発生後に起きた「イオンモール熊本」の爆発で亡くなった女性の通夜が営まれ、女性が勤務していたテナント会社の幹部が遺族に謝罪しました。幹部は「売上金を金庫に戻してほしい」などと、一度避難した女性に館内に戻るよう指示したと明かしました。

イオンモール熊本では、先月28日の地震後に爆発が起き、7人が死亡。このうち、イオンに入るテナント会社「ハビタ」の従業員・大竹玖瑠美さん(22)の通夜がきのう熊本市内の斎場で営まれ、参列したハビタの幹部が遺族側に謝罪しました。

大竹さんの勤務先「ハビタ」社長
「弊社の2名の従業員の尊い命が失われる結果となりました。このことについて遺族の皆さんに深くおわび申し上げる」

幹部は謝罪したうえで、地震後に店長を通じて、一度避難した大竹さんや女性従業員に対し「可能であれば売上金を金庫に戻してほしい」と館内に戻るよう指示したことを明らかにしました。

遺族
「(営業部長)が店長に、売上を金庫に入れに帰ってくれと言ったということですよね」
ハビタ営業部長
「錯綜しておりまして」
遺族
「錯綜じゃなく、きちっと言ってくださいよ。玖瑠美いないんですよ、命なくなっているのですよ。わかっていますか本当に」
ハビタ営業部長
「それは本当に申し訳ございません。それしかないです。うちの指示です」

また、幹部は館内に戻る際にイオン側の指示を仰ぐように伝えたと説明しました。

ハビタ営業部長
「入るときは必ずイオンモール熊本の許可を得てから入ってくださいと言いました」