真冬の富山湾。定置網漁をしていた船に、珍客がやってきました。
場所は富山県氷見市の沖合1キロ、海底27メートルにしかけた定置網です。
17日、いつもと同じように網をあげていると、突然、キラキラと光る長い魚が…。
曽場さん:「大きなタチウオかなと思って喜んでいたんですけど、頭に色鮮やかな赤色のロングヘアーをした魚で…」
漁船であみをあげていた漁師歴6年の曽場慎太郎さん。
普段はスマホがさびるため、漁に出るときは持っていきませんが、この日は、偶然ポケットにスマホが…。
曽場さんは、すかさずそのスマホで”赤色のロングヘアー”のヤツを撮影しました。

曽場さん:「まさかリュウグウウノツカイだとは思わなかったので、びっくりしました今回が初めてです。まさか生きている状態で、自分たちの網に入るとは思わなかったので、それも2匹入ったので…」
銀色の体と赤色のひれの持ち主であるリュウグウノツカイ。
全長3~4メートルほどの2匹のリュウグウノツカイは、定置網の中で、ゆったりと泳いでいました。