「支えてくれる人がいる、だから前を向いて生きていこう」
東松島市の旧野蒜小学校、キボッチャ(防災体験型宿泊施)を運営する三井紀代子さんもその一人です。
映画の撮影期間中、舞木さんや山本監督はキボッチャで宿泊するなど拠点としました。
三井紀代子さん:
「その先に豊かな希望、溢れる未来があるという景色を、一つの映像から伝えようとする思いが共感できた」

すでに完成している映画を見てもらった協賛企業の人からの評判は上々です。
協賛企業のアオバヤ 高橋亙社長:
「嗚咽するくらいに涙が溢れてくるような映画。少しでも協賛ができればと」

協賛企業の矢部園 矢部亨さん:
「人に支えられているというのが感じられる部分が、何回かあるんだけどすごくいいですよね」

舞木さんが映画で伝えたかったのは、コロナ禍で前向きになれない人が多いこの時代でも宮城、被災地の人は震災を経ても力強く生きている。人は一人じゃなく、支えてくれる人がいる、だから前を向いて生きていこう、そんなメッセージです。
舞木ひと美さん:
「私たちが監督と共に走り出した企画なのに、その後は皆さんの大きな力で背中を押された。私たちも頑張らなきゃと思う瞬間がたくさんあったので、作品もそのような形で届いたらいい」

「有り、触れた、未来」この映画には震災を経て「今」を力強く生きる被災地の人々の思いが詰まっています。














