ボスNの自宅へ向かう…そこに現れたのは

 ボスNは一体どこにいるのか?取材班はさらに車を走らせ、ボスNの自宅がある村に向かった。

 (記者)「着いた。道が狭いですね」

 早速、近くの人にゼリーを知らないか尋ねてみると…。

 (近くにいた人)
 「痩せる商品ならあそこの太ったおばさんの家が関係あるよ。行ってみてください」

 近くにボスNの母親が住んでいるという。写真を見せると、ボスNはその家の娘で間違いないらしい。

 教えられた家の方へ向かった取材班。目の前で立ち止まると、赤いスクーターに乗った男性が我々を見ている。そしてスクーターをUターンさせて近づいてくると、すぐに話しかけてきた。

 (スクーターに乗った男性)
 「なんでうちを撮影しているんだ?なんでこんなに付きまとうんだ?」

 会ったばかりなのに「付きまとうな」という男性。ボスNの関係者のようだ。ところがゼリーを見せても知らないという。すると次の瞬間。

 (カメラマン)「誰か出てきたよ」
    (記者)「おばさん出てきた」

 ボスNの自宅から出てきたのは黄色い服の中年女性。

 (中年女性)「何しにきたんだ!何がしたいんだ!目的はなんだ!私は何もしていない!」
   (記者)「危ない。危ないでしょ!危ないでしょ!」

 中年女性はボスNの母親で、道端に落ちていたレンガを手に襲いかかってきた。取材班が必死に制止するも興奮は収まらない。

 (カメラマン)「車回すわ」
    (記者)「車回しましょう」

 突然のトラブルに急いで車へと戻り、すぐに出発するよう運転手に伝える。

    (記者)「ロックして。ロックして。車ロックして」
 (カメラマン)「バックバック。フルスピードバック。プリーズプリーズ」

 ボスNの母親が何度も窓を叩いてくる。30人ほどに車を囲まれ、身動きが取れなくなった。

     (記者)「ドントオープン」
 (ボスNの母親)「撮影したものを消さない限り村から出さないわよ!」
  (カメラマン)「どうしようもないね」

 こうして我々は取材を中断せざるを得なくなった。