大阪府の吉村洋文知事は29日、トイレカーを熊本県八代市に派遣することを発表しました。府のトイレカーが実際に被災地へ向かうのは今回が初めてだということです。
今月28日午後4時半ごろ、熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。
府は、2024年1月に発生した能登半島地震でトイレの衛生状態が課題となったことをきっかけに、去年6月、トイレカーを導入していました。
トイレカーの便器はすべて水洗で、男性用トイレと女性用トイレのほか、おむつ交換台などがある多目的ブースが備わっていて、約800回分使用できるということです。
【画像で見る】男女別、おむつ交換台もあるトイレカーの中
29日の定例会見で吉村知事は、午前10時ごろに熊本県八代市の小野泰輔市長と直接やり取りした際、トイレカーを是非派遣してほしいとの要望を受けて派遣を決めたことを明らかにしました。トイレ環境について吉村知事は「断水が生じるとトイレ事情が非常に厳しくなってくる。トイレを我慢して水分をとらなくなれば、熱中症のリスクも高齢者に多くなる。飲み水だけでなく大切」と話しました。
トイレカーは29日午後5時半すぎに大阪府庁を出発。大阪南港からフェリーで福岡県北九州市の新門司に向かい、30日中には八代市役所に到着する予定だということです。














