大分県別府市の「別府はとタクシー」が、7月17日に大分地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。
帝国データバンクによりますと、「別府はとタクシー」は1977年8月に設立され、タクシーやバス事業を展開。全国有数の観光地である別府市を拠点に需要を伸ばし、2006年3月期には単体で売上高1億5500万円を計上していました。
しかし、新型コロナの感染拡大により、2021年3月期には売上高が5900万円まで減少し、赤字が続いていました。その後、インバウンド需要の増加を追い風に業績は回復傾向となっていましたが、2024年に新型コロナ対策の雇用調整助成金などの不正受給が発覚し、違約金や遅延金を含めた分割返済を行っていました。
そうした中、資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念。大分地裁に破産申請し、7月17日に開始決定を受けました。
負債額は、2025年3月期末時点で約2億3500万円に上るとみられています。














