石川県輪島市町野町出身で東京在住のシナリオライター、藤本透さんは、現地ならではの情報や行政の情報をまとめ、ご自身の実家も被災しながら、発災から一日も休むことなく、X(旧・Twitter)で発信を続けています。藤本さんによる連載記事、今回は、特別編です。
この連載にも登場したボランティア、「ヤンさん」と地域の人たちが立ち上げたある映画の上映会を通じた取り組みを紹介します。
5/26(火)、珠洲市野々江の飯田高校体育館にて、映画「猫と私と、もう1人のネコ」の学校上映会が行われました。
この映画は、家庭から父が去り、母が病に倒れた女子高生が主人公。母に東京の美大へ進学したい思いを伝えるものの、家事や家族の世話に追われる日々を送ります。子どもらしい時間を奪われてしまう「ヤングケアラー」の問題に向き合いながら、野良猫を救うことや社会との関わりを通じて自分らしさを取り戻していく物語です。
「私は、ひとりじゃないんだ実行委員会」として上映会の企画を立ち上げたのは、能登町を拠点に能登半島地震直後からボランティア活動を続け、町野町では奥能登豪雨の後に、泥出しや洗浄などのボランティア活動を行ってくださったヤンさんこと長塚英治さん(以下、ヤンさん)と、飯田高校の嶽校長と江波先生、地域の方々、子ども支援の地域の方々でした。
ヤンさんたちは、さらに珠洲市地域おこし協力隊の方々、ボランティアの方々を繋いで、学校上映会の計画を立てていきました。
「猫と私と、もう1人のネコ」の上映会が行われるのは、2024年の11/23・11/24に能登町で行われた無料上映会(鵜川団地集会所、能登町役場、小木中学校、柳田小学校)に続いて、5回目です。














