調理中のキッチンをサーモカメラで見ると・・・

≪リスク3:キッチンの過酷な環境≫
シャワーを浴びた後、女性は夕食の準備でキッチンへ。
パスタを茹でる様子をサーモカメラで撮ってみると、コンロに火をつけたとたん40℃を超え、服の前側から顔のあたりまで高温になっているのが分かります。

キッチンはコンロの熱や湯気で高温多湿になりやすいので、10分~30分ぐらいで熱中症の十分なリスクになります。

対策としては、換気扇は「強」に設定し、サーキュレーターなどでリビングの冷えた空気をキッチンの方に循環させるのが有効です。
実際、サーキュレーターを稼働させサーモカメラで見ると、顔周りは33℃程度になり、服も30℃以下を表す紫色になりました。

≪リスク4:晩酌≫

夕食後の晩酌にも、熱中症のリスクが伴います。
アルコールの利尿作用で多くの水分が排出され、また飲みすぎることで体温調節機能が麻痺し、体内の熱が抜けにくくなります。
田代医師によると、例えばお酒を1リットル飲むと、体内から約1.1リットルの水分が排出されます。

恵俊彰:
飲んでいるのに出ていくんですか?

田代和馬院長:
あくまでこの数字は目安ですけれども、大切なことは飲んだ量、場合によってはそれ以上の水を失ってしまうので、アルコールで水分補給はできないということですよね。

≪就寝時の注意点≫
睡眠時に水分は200~500mlほど自然に体外へ排出されます。
寝る前と起床後にコップ一杯ずつ水を飲むと効果的です。
着る服は綿や麻など吸水性・通気性のいい素材で、ゆったりサイズ、腹部は冷やさないようにタオルケットなどをかけるといいそうです。