帰宅後の生活をサーモカメラで検証

30代の会社員に協力してもらい、仕事が終わって自宅に帰ってから寝るまでの熱中症のリスクを検証しました。
彼女は普段、10時~18時までオフィスでデスクワークをして、出勤時と退勤時に20分程徒歩で移動しています。
取材した日は、午後8時の時点で気温が31.4℃、湿度75%でした。

≪リスク1:帰宅直後の室内環境≫

午後8時、エアコンを切っていた室内の温度は33℃、湿度76%と高温多湿の危険な状態。サーモカメラで見てみると、部屋全体が高温を示すオレンジや黄色になっていました。

まず換気のため窓を開け、その後窓を閉めてエアコンを24℃に設定し、30分間エアコンをつけると・・・
30分後には室温28℃、湿度は55%に。しかし天井付近は35℃前後を示す黄色の部分が残り、部屋の温度にムラがあることがわかります。

ここで役立つのが扇風機やサーキュレーターです。空気を攪拌させることで温度のムラを解消することができます。

田代和馬院長:
空調の効率も上がりますし、冷房の冷気が届きにくいところに冷気を送り込む、非常に効率がいいですよね。
やはり日本の建物って特に熱を持ちやすくて、上の方にとても熱い空気が本当にしつこく留まっています。

恵俊彰:
帰ってくる時間が分かっていれば、例えばタイマーセットをしてちょっと環境を整えるというのも大事なのかもしれませんね。