“壁” を構造的に見れば
盛り上がりを見せる沖縄のブランドIPビジネス。りゅうぎん総研の宮国氏は、オリオンビールを筆頭とした沖縄独自企業のロゴが「沖縄で過ごした楽しい時間を表現するアイテム化している」と話す。
ただ、圧倒的な成功例であるオリオンビールと同じ道を他の企業が歩もうとすると、越えるべき壁があると指摘する。
「中小企業だけで発信力や販路を広げていくのは簡単ではない。例えば観光に関わる団体やアパレル業界、人気クリエイターなど異業種との連携をしながら、ブランドのストーリーや魅力を伝えることが必要になると思います。どうやってファンを獲得していくか、ということ」(宮国氏)
そのうえで、商標や権利の確保などブランドをきちんと守ることが何より必要だと、守りの面に釘を刺す。「青い海」が直面したような商標トラブルは、ほかの沖縄企業にも起きうる問題だ。突然、SNS上で盛り上がり、価値が生まれるブランドが他にもあるかもしれない。そのときに無防備な企業は損をする恐れすらあるのだ。














