きょう、午後4時27分ごろ、熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7を観測する地震がありました。気象庁は、先ほど記者会見を行い、「2016年の熊本地震など、過去に地震が続発した事例がある」として、引き続き最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけました。

きょう、午後4時27分ごろ起きた地震では、熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7を観測したほか、熊本市南区と八代市、宇土市、美里町、益城町で震度6強を観測しました。

さらに、震度6弱を観測したのは合志市、大津町、西原村、御船町、上天草市、芦北町となっています。

震源は熊本県熊本地方、震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されます。これについて気象庁は会見を行い、「震源が浅いので、地震活動がかなり活発になっている。家の倒壊や土砂災害の危険性が十分ある」「震源が浅いと、震源近くの場所では緊急地震速報が間に合わないことがある」と述べました。

そのうえで、「2016年の熊本地震では震度7が相次いで発生した。今後1週間ほど、特に今後2~3日間は今回の地震と同じ最大震度7程度の地震に十分注意してほしい」と呼びかけました。

さらに、2016年の熊本地震との関連については「現時点ではわかっていない」としたうえで、震源の位置については“割れ残り”として指摘される「日奈久断層帯」に近い場所だと述べました。あす以降、政府の地震調査委員会などで評価を進めるということです。

また、この地震で気象庁は、有明・八代海に津波注意報を発表しています。

これについては「今回の地震は内陸で発生しているし、地震のメカニズムも横ずれ断層で津波を発生させやすい地震ではない」と述べました。そのうえで、「今のところ津波は観測されていない。今後の潮位の状況を見て、比較的早い段階で津波注意報の解除をしたい」と述べています。