太平洋戦争末期に日出町の沖合いで空襲を受けて大破した空母・海鷹の戦没者を追悼する慰霊祭が、28日、大分県日出町で行われ、参列者が平和への祈りを捧げました。

28日の慰霊祭は、日出町の城下公園に設置された石碑の前で行われ、関係者23人が集まりました。

式では、神事が行われた後、関係者が玉ぐしを捧げて犠牲者を偲びました。

旧日本軍の空母・海鷹は、太平洋戦争末期の1945年7月24日に、豊後水道沖で機雷に触れて航行不能となり、日出町に座礁しました。

その4日後に、アメリカのグラマン戦闘機16機の襲撃を受けて大破し、乗組員20人が亡くなりました。

戦後80年以上が経った今もなお、その惨劇は地域の人たちに伝えられています。

(大神回天会 工藤健次会長)「年数が経つと、実際に体験した人がいなくなって、伝えるのが中々難しい時代になってくるんですけども、しっかり大事に受け継いで守っていきたいと思っています」

参列した人たちは、平和の尊さを次の世代へと受け継いでいく誓いを新たにしていました。