普段は入れない郷土資料センターの書庫などを、夏休みの小中学生が見学しました。7月27日に「郷土資料センター探検隊」と銘打ったイベントが開かれ、子どもたちはセンターが所蔵する貴重な資料に触れ探求する「心」を学びました。

夏休み中の子どもたちに学びの場を提供しようと、休館日にあわせて初めて開かれた今回のイベントー。参加した県内の小中学生12人は、最初に普段は図書館職員しか入ることが出来ないバックヤードを見学しました。

「何でしょう?」「電話帳?」「電話帳ってみーんなの番号が書いてある、家の電話番号」「みんな携帯電話になったのでこの電話帳はもう不要になってこれは発行されてません」「これが最後の電話帳になります」

バックヤードには、昔の地図や電話帳など約15万点の資料が保管されています。

ほかにも、原爆前の長崎の地図に子どもたちは興味津々の様子でした。

参加者:「原爆の前とかの歴史とかも感じれたのですごく良いと思った」

館内見学のあとは「新聞探究」。生まれた日の新聞記事を読み、当時の出来事を学びます。

参加者(祖母):「大震災からボールが1年ちょっとしてから、ニューヨークについたっていう(記事)」
参加者(孫):「ボールがニューヨークまで流れ着いたってすごいなって思いましたそんなにすごい地震だったんだなって思って」

書庫の中には、原子爆弾が投下された翌日の新聞記事もありました。

長崎県立長崎図書館 加藤盛彦館長:
「ぜひインターネットだけではなく、本や資料、そういったものにも触れながら学びを深めてほしいなと思っています。」

活動を通して探求力を身につけた子どもたち。センターは、来年以降も同様のイベントの開催を検討したいとしています。

参加した子どもたちは、本が好きな子だったり歴史が好きな子だったり動機は様々だったそうですが、初めて見る貴重な資料の数々に興味深々な様子だったということです。