何年経っても遺族は変わらない…
遺された家族が2016年から毎年7月末に続けてきた慰霊登山、26日、山頂を目指した15人のうち、遺族などは11人、4人が今回初参加となる気象庁の職員です。
同行は、山びこの会の要望を受けて実現しました。
裁判では、双方の主張が対立していましたが、今後の火山防災に取り組んでいこうという思いは、ともに同じです。




午前7時ごろからそれぞれ山に入った一行は、途中で合流し、およそ4時間半かけて山頂へ、噴火が発生した午前11時52分に合わせて黙とうを捧げました。
(気象庁総務部総務課・松本康志課長補佐)「今後の積み重ねが重要だと(遺族から)言われたところなので、気象庁としては噴火災害やさまざまな災害の被災者の家族と意見交換をするということは、防災を進めるうえで非常に重要だと考えています」
(息子と息子の婚約者を亡くした・所清和さん)「何年経っても遺族は変わらない、もう今更帰ってこいと言っても帰ってこないので減災をして、死者はいらないです御嶽山で」
(山びこの会事務局代表・シャーロック英子さん)「火山防災を進めていくうえで、少しずつ距離を詰めて将来に向けていい方向に行けるようになる一歩目だと思います」
災害の教訓を次の世代へ伝え、今後の火山防災につなげようという取り組みは新たな段階を迎えています。
発生から12年が経過し、遺族などと気象庁が同じ方向を向いて火山防災に取り組むに至りました。
一方で、山びこの会の代表を務めるシャーロック英子さんは、「気象庁の職員間での風化も懸念される」と課題も指摘していました。














