「売るものは一緒。でも、変えていく」
そんな大嶺さんが一貫して語り続けたのは「売っているものは変わらないけれど、売り方は変えていく」という姿勢です。デリバリーからイートイン、屋台での対面販売、そして冷凍卸売りへ。時代ごとに形を変えながらも、美味しいぜんざいを人々に届けるという富士家の価値は、まったくぶれていません。その変化はしても “ぶれない” 価値が、35年間にわたって地域に愛され続けてきた理由なのだと感じます。
次の目標はアジア。サバニは大きな船へ
「アジアは “氷もの” の文化が沖縄よりさらにすごい」と大嶺さんは目を輝かせます。各国の穀物から煮汁を取り、その国ならではの氷スイーツを持ち帰りできる形を広げたい、というビジョンを持っています。今年で還暦を迎えるというのに、挑戦し続ける大嶺さんの話しぶり、目の輝きは、創業当時の写真と少しも変わっていません。
21歳、自宅屋上の小さなプレハブ小屋から始まったサバニは、大きな船へと姿を変え、アジアの海を見据えています。

【店舗情報】
ぜんざいの富士家 泊本店
所在地:沖縄県那覇市泊2-10-9














