日本サッカー協会(JFA)は24日に都内で日本代表・森保一監督(57)の3期目となる会見を行った。2027年1月開幕のアジア杯まで約半年間の続投となった森保監督は「やらなければいけないミッションを考えると、身の引き締まる思いでいます。これまで通り、与えられた契約期間の中で、日本代表の勝利のため、そして日本のサッカー発展のため、それが日本のためになるという思いを持って、自分がやるべきことに全力を尽くしたい」と、意気込みを語った。

アジアカップ終了後、27年3月の親善試合からは、28年ロサンゼルス五輪を目指すU-21日本代表の大岩剛監督(54)がA代表の監督に就任する。森保監督は「選手とともに全力を尽くすことが、次への良きバトンタッチになるように。そして契約期間内にしっかりと結果を出して、次に繋げられるようにベストを尽くしていきたい」と唇を結んだ。

会見には宮本恒靖JFA会長(49)と山本昌邦ナショナルチームダイレクター(68)も出席。宮本会長は「アジアで勝ちきる力というものを示していく必要があると思っています。アジアで結果を出すということを考えたときに、アジアで結果を出せる監督が誰なんだという観点を重要視しました」と、森保監督続投の理由を語った。

異例とも言える半年間限定の日本代表監督だが、本人は「アジアカップでどんな結果を出しても、その先には繋がらないということでモチベーションが左右されるかどうかと言ったら、全くそういうことはない」と断言、「4年であれ1年であれ半年であれ、これまでも自分がやるべきことを、自分の与えられた契約期間の中でやっていくということ。私自身納得してやらせていただくということで返事をさせていただいてるので、そこに関しては本当にシンプル」と話した。

アジアカップ終了後に監督を引き継ぐ大岩氏に向けては「日本が世界で勝つために、世界一になるためにこれまでやってきたこと、成果と課題を監督なりに抽出していただいて、そこでまた未来の積み上げにしてもらえれば」と、継承を誓った。

3期目を迎える森保ジャパンは、9月下旬にキリンチャレンジカップを2試合、10月上旬にキリンカップサッカーを2試合行い、27年1月、サウジアラビアで行われるアジアカップに臨む。

森保監督は18年11月の就任以来、22年カタールW杯ではドイツやスペインといった強豪を撃破、今年の北中米W杯でも2大会連続で指揮を執った。グループステージ(GS)初戦では強豪オランダに先行を許すも2度追いつき、引き分けに持ち込むと、2戦目のチュニジア戦は4-0の完勝、3戦目のスウェーデンとも1-1の引き分けで、1勝2分けのGS2位で決勝トーナメントに進んだ。その1回戦ではW杯5度の優勝を誇るブラジルと対戦し、佐野海舟(25)のゴールで先制したが、後半に逆転されベスト32で敗退となった。