シンガポールには無かったニイガタ

シンガポールでは、日本でもお馴染みのディスカウントストア『ドン・キホーテ』が今、人気となっています。
店内に並ぶのは、生鮮食品も、菓子も、さらには酒も…。すべて日本の商品。
新潟県内企業の商品も多く並んでいます。

そんな中で、花角知事が気になったのは“冷凍の枝豆”でした。

【新潟県 花角英世知事】「結構食べられていますか?」
【売場の担当者】「食べますね。基本的に中国産か台湾産が今流通しているんです。これは台湾ですね」

【新潟県 花角英世知事】「新潟でエダマメの輸出を一生懸命考えている地域もあるので、後押ししたいなと思っている。今取り扱っていないということは“チャンスがある”ということかもしれない」

花角知事がPRしたいのは県産品だけではありません。
日本行き旅行商品を販売する会社が開いた顧客向けツアー商品の説明会に、花角知事が法被を着て登場しました。

【新潟県 花角英世知事】「―新潟の長岡というところは花火で大変有名な地域で…」

この日紹介されたツアーはその場で完売するほどの人気ぶり。県内の旅行関係者もインバウンドの増加に大きな期待を寄せています。

【柳理事長】「日本の人口形態が縮小してきているし/やはりこれからはインバウンドの方がより2泊3泊と滞在していただくことで地域の経済を/盛り上げていけたらと切に思っている」

インバウンドに県産品の需要拡大…そんな県の目標を後押ししてくれる組織がこのほど発足しました。シンガポールのほかタイやベトナムなど6か国7都市にある県人会が集まって作った「ASEAN県人会」です。