トップアスリート「自己管理」の極意

アスリートに限らず、学生生活にも環境の変化や悩みはつきもの。そんな中でも心身を整えるために、食事などの日常生活や自己管理で2人が気を付けていることを話しました。

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(岡崎慎司さん)
「日常生活の自己管理は自分の感覚や自然体でいられるようにすることを心がけてきました。自分が重いと感じたら、食べるのを控えたり、疲れていると思ったら休んだり。自分と対話しながら、あえてルーティーンを決めないようにしていました。試合前に何か起こったり風邪気味だったりしたときに、それだけでメンタルが崩れてしまうのは良くないと思っていたので、逆に『風邪をひいたほうが点が取れるかもしれない』とポジティブに変換したり、日頃からルーティーンを崩すようにもしていました」

「目標を決めて少しずつ変化させてみることは、自分にとって大事でした。ビタミンや野菜、睡眠時間を徹底的に管理してストレスにならないのであればやるに越したことはありませんが、僕自身はそれをやるとパフォーマンスが発揮できないと思ったので、やっていませんでした。33、4歳を超えて思わぬ怪我が増えたときに、体重などを気にし始めましたが、それから38歳まで現役でやれたので間違いではなかったのかなと思います。自分と向き合って対話しながら、目標に対して必要なものを取り入れていくのが大事だと思います」

(池江璃花子 選手)
「私の食事は本当に参考にならないですし驚かれるのですが、カップ麺やポテチが大好きなのでたくさん食べます。お酒も大好きなので特に制限なく取っています。ただ、トレーニング中の食事は1日3食しっかり取ることや、ウェイトトレーニングをしたときは、お肉多めの食事にするなどは意識しています。普段フルーツを食べないのでジュースで補ったり。疲れて帰ってきてからご飯を作るのは大変なので、レトルトに頼ったり、トレーニング前に作っておいて温めるだけで食べられるように工夫したりしています」

「1人暮らしだと時間の配分が難しいですが、海外の選手を含めほとんどのアスリートがやっていることだと思えば苦になりません。日常生活は、毎日水泳のトレーニングがあり、プラスして地方や都内でお仕事をさせていただいていて、24時間では足りないくらい忙しいです。それでも本業のトレーニングがいちばん大事なので、支障がない範囲でやっています。慣れない仕事はストレスも溜まりますが、社会人としてやっているので。大学生のときは授業とトレーニングだけでしたが、社会人になると自覚や責任も伴います。大学の名前を背負っている自覚を持って、ひとつひとつを完璧にこなせるよう、一生懸命やっています」

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(池江璃花子選手)
「自己管理に関しては、病気をしてから風邪をひく回数がものすごく増えました。免疫力が一度ゼロになってから回復するのに時間がかかり、頑張った分だけ風邪をひくような状態で、2か月に1回は体調を崩していました。早寝早起き、手洗いうがい、疲れたら休むことを徹底し、自分の体と向き合いながらコーチともコミュニケーションを取るようにしています」

「体が痛いなど危ないと思った瞬間に休む選択も大事です。自己管理は自分の責任であり、ちょっとした行動ですべてが変わります。一度ボウリングに行って捻挫し、試合前に1か月間練習ができなくなったことがありました。試合前という大事なときの自己管理は非常に大事なので、個人個人で意識して考えてもらえたらと思います」