3月に行われる宮城県の公立高校入試の志願倍率が18日発表され、全日制の志願倍率は、平均で▼1.02倍でした。志願倍率が最も高かったのは仙台南普通科の▼2.06倍で、唯一2倍を上回りました。
県教育委員会の発表では、全日制の68校130学科の募集定員1万3760人に対し、受験を希望している生徒は1万4054人で志願倍率は平均で▼1.02倍となりました。

志願倍率が最も高かったのは、仙台南普通科の▼2.06倍で、唯一2倍を超えています。
続いて、仙台一普通科が▼1.89倍、泉普通科が▼1.86倍です。

県教委高校教育課 遠藤秀樹課長:
「進学を重視した普通科については根強い人気がある。これらの学校は、全て大学などと連携した探求的な学びを深めて高度な学習内容を行うとともに、学校行事や部活動も充実している」

一方、柴田農林と大河原商業を統合して4月に新設される大河原産業は、3つの学科全てで定員割れとなりました。また、昨年度と同じように新型コロナで本試験を受験できない受験生は、3月13日の追試験か、3月23日の第二次募集で対応するほか、いずれも受験できなければ、書類審査を実施します。

公立高校の出願受け付けは2月14日から17日まで、試験は3月6日に、合格発表は3月16日に行われます。














