299人が犠牲となった長崎大水害から23日で44年です。当時、土石流で大きな被害が出た長崎市の川平地区では23日朝、慰霊祭が行われました。


水害の2年後に建てられた慰霊塔の前で行われた慰霊祭には、当時を知る住民らおよそ20人が参加しました。


44年前の長崎大水害では、降り始めからの総雨量がおよそ600ミリに達し、長与町では国内の観測史上最大となる時間雨量187ミリを記録。
土砂災害などによる死者・行方不明者は299人にのぼりました。


このうち、川平地区では土石流で住宅などが押し流され、34人が犠牲となりました。


住民らは慰霊塔に手を合わせて犠牲者を悼むとともに、改めて災害に対する意識を高めていました。

尾崎恒夫さん:
「34人のうち11人しか地元では見つからず、浦上川の下流とか大波止までいっていた」

松本幸一 自治会長:
「自然災害の恐ろしさは伝えていかないといけない、それともう一つは勇気をもって避難することが大事」

当時を知る人の参加が年々少なくなる中、水害の教訓をいかに語り継ぐかが課題となっています。














