厳しい経営状況が続く「厚生連病院」の医療提供体制を継続させようと、病院がある自治体のトップが、新潟県の花角知事に財政支援などを求めました。「今のままでは経営破綻を免れない」と訴えています。

花角知事に要望書を手渡したのは厚生連病院がある小千谷市や村上市、佐渡市など6つの自治体のトップです。


【小千谷市 宮崎悦男 市長】「各自治体とも連携支援をしながら、また厚生連も必要な改革を進めているところでありますが、現状のままでは経営破綻は免れません」


県立病院と並び県内医療の二大ネットワークとなっている厚生連病院ですが、人口減少や物価、人件費高騰などのあおりを受け、厳しい経営状況が続いています。


県内11の病院を運営するJA新潟厚生連の昨年度の決算は、国の補助金などにより純損益が12億2000万円の黒字となったものの、本業の事業損益は45億円の赤字で、前の年度より1億2000万円悪化しています。


【小千谷市 宮崎悦男 市長】「県立病院と厚生連病院は、中山間地域やまた離島なっど、へき地医療を担う大変重要な医療機関であります。県立病院と役割は一緒でありますので、一体となってやはり改革が必要であると感じています」


6つの自治体トップは財政支援のほか、県立病院との医療機器の共同利用や人材交流による一体的な経営改革などを求めました。