北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根で20日、男女5人のパーティが疲労と技量不足のため動けなくなり、県警と消防のヘリコプター2機で救助されました。

警察によりますと、20日午前11時前、槍ヶ岳の標高およそ2900メートルにある北鎌尾根を登っていた男女5人のパーティのメンバーから「リーダーの60歳男性が、ふらふらして動けなくなった」と110通報がありました。

さらにその1時間後に、同じパーティのメンバーから「リーダーがいなくなり技量不足のため行動不能になった」と大町警察署に残り4人の救助要請がありました。

5人は同じ山岳会に所属する愛知県一宮市の43歳から60歳の男女で、県の消防防災ヘリが60歳男性を、県警ヘリが残りの男女4人をそれぞれ救助しました。

60歳男性は松本市内の病院に搬送され、熱中症の疑いがあるということです。

残りの4人にけがはないとみられます。

5人は、18日に上高地から入山し、きょう20日に北鎌尾根を登っていました。