最新の調査で、今後20年に60%の確率で発生するとされる南海トラフ地震を想定した訓練が香川県庁で行われました。

訓練はきのう午後8時30分に四国沖を震源とするマグニチュード8・0の地震が発生したという想定で行われました。

震発生から12時間後は被害の実態が分かり始めている時間帯で、情報収集を的確に行い正しく対応できるかどうかを確認します。県内の自治体とつないだテレビ会議では、観音寺市の佐伯市長らが被害状況を報告しました。


(香川県危機管理課 松村朝生防災指導監)
「被害状況を把握するのは非常に困難な状況だと思ってます。被災市町と県との連携が極めて重要だと思ってます」

香川県では今後も様々なケースを想定した訓練を行い、大規模災害に備えていきたいとしています。