住宅地に押し寄せた大量の流木 2022年の大雨災害

清流・荒川が流れる自然豊かな村上市小岩内地区。
この地域は2022年8月、記録的な大雨によって甚大な土砂災害に見舞われました。

「深夜、ものすごい音とともに土石流が発生しました。そして、想像を絶する量の流木が住宅地へ一気に流れ込んできたのです」

そう振り返るのは、災害発生当時、小岩内地区の区長を務めていた松本佐一さんです。

発生当時の状況を語る当時の小岩内地区の区長・松本佐一さん

小岩内地区の住宅の裏手には、多くの沢があります。あの夜、激しい雨によって山の斜面が崩れ、土砂とともに大量の木が住宅地へ流れ込みました。

住民同士の声かけと早い避難により、一人の命も失われませんでした。

一夜明けた小岩内は住宅の目前まで木々が押し流されていた

しかし、一夜明けた集落の光景は大きく変わっていました。住宅の近くまで土砂や流木が押し寄せ、山から流れ出た木々が暮らしのすぐそばまで迫っていました。