宮城県丸森町内の小学生が、自分たちが卒業式で受け取る丸森和紙の卒業証書作りに挑戦しました。
卒業証書作りに挑戦したのは、丸森小学校の6年生で、18日は丸森和紙の職人、宍戸信成さんから紙すきの方法を教わりました。

児童は、和紙の原料になるこうぞの皮を溶かした水槽の中に、木の枠をゆっくりと沈め、丁寧に紙をすいていきました。400年以上の伝統がある丸森和紙は、きめが細かく丈夫なのが特徴で、児童は真剣な表情で卒業証書用の和紙作りに取り組んでいました。
児童:
「あげた時重くて、入れた時手が冷たくて大変だった」

「簡単そうにやっているけど、すごく大変なんだなと思った」

「今まで育ててくれた人に感謝して卒業証書を受け取りたい」

丸森小学校は、20年以上前から丸森和紙の卒業証書作りに取り組んでいて、世界に一つだけの卒業証書は3月17日の卒業式で児童に手渡されます。















