メジャーで活躍している花巻東の先輩、菊池雄星(35、エンゼルス)、大谷翔平(32、ドジャース)には「間違いなく決断の中でお二人の存在というのは、自分の心の中にはあったんじゃないかなと思ってます。雄星さんにも翔平さんにも小さいころからずっと気にかけていただいて、今日に至ったという形なので自分としても決断する中で近い世界から1歩ずつ這い上がって、同じ舞台に並べるような選手になりたい」と思いを口にした。

マーリンズは15年から17年にイチロー氏、17年から18年に田澤純一が所属していた球団。自分自身の選手像については「私自身も含めて全選手がマイナースタートになるので、すごい厳しい競争世界になるのは間違いないです。しっかり一つずつ這い上がって行きたい」と前を見つめて「自分が与えられた環境の中で将来の自分としての大きな目標を達成するためにも、一つずつ下から地道にですけど、どんなに時間がかっても、必ず這い上がっていきたい」と誓った。

大きな目標とは「この佐々木麟太郎っていうこの生き方すごい自分自身責任を感じてますし、自分の中では人とは少し違うような道を歩んできたつもりでもありますし、道を開けるような人間になりたいと思って歩んできてるつもりなので、引き続きそういう人間として、野球選手として、こういう角度から最後メジャーまで上がれるような選手になれるように頑張りたい」と明かした。

佐々木は、エンゼルス・菊池、ドジャース・大谷らを輩出した岩手県の花巻東高校出身で高校通算140本塁打を記録。24年9月にアメリカ・スタンフォード大学に入学した。アメリカ2年目となった今シーズンはACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)のポストシーズン・トーナメントを合わせて全54試合に出場し、206打数54安打で打率.262、16本塁打、47打点という成績で今シーズンの活動を終了した。

マーリンズ入団決定を受けてソフトバンクの城島健司CBOは「我々もホークスファンの皆さんも入団を切望していた選手ですので残念ではありますが、MLBでプレーしたいという夢を持っている選手であることをわかった上での指名でしたし、21歳の彼がよく考えて選んだ道なのでその判断を尊重しますし、敬意も表します。彼が今後世界的な名選手になってくれれば、我々の評価も正しかったという証明になりますし、これからのMLBでのご活躍を祈りたいと思います」とコメントした。