MLBドラフト会議でマーリンズに8巡目指名を受けたスタンフォード大・佐々木麟太郎(21)が19日、岩手・花巻市内で会見を行いマーリンズへの入団を決断した。「新たな道の開拓が佐々木麟太郎の使命、宿命だと刻み、アメリカで頑張って参りたいと思います」と力強く語った。

NPBのドラフトでソフトバンクから1位指名、MLBドラフトではマーリンズから8巡目指名を受けた佐々木。マーリンズとの交渉期限が28日午前6時(日本時間)に迫る中、会見を開き、開口一番に「私、佐々木麟太郎はこの度、マイアミ・マーリンズでプレーすることを決断しました」と話した。

ソフトバンク入団、マーリンズ入団、大学に残留と3つの道があったが、選んだのはMLB、マーリンズへの入団。「自分自身に力がないことは、皆様以上に自分自身かなりの理解をしていると思います。この道が結果として失敗だったとしても、私自身後悔だけはしたくありません。自分自身の生き方として失敗したか、しなかったかではなく、挑戦したか、しなかったかを選ぶ人生にしたいなという思いで、最終的にこの道を決断いたしました」と挑戦への強い覚悟を示した。

続けて「改めましてこんな未熟な私をドラフト1位で指名いただいた福岡ソフトバンクホークスさん、並びに横浜DeNAベイスターズさんに高い評価をいただいたことを深く感謝申し上げたいなと思います。ありがとうございます」と昨秋佐々木を指名をした両球団へ感謝の思いを口にした。

また交渉権を獲得したソフトバンクについては「高校時代から一番思いを寄せていただいた球団ではあると思ってるので、本当に大変申し訳なさと理解していただきながらもドラフトで指名していただいたことも、本当に感謝しかないと思います。期待に応えられず、こういう結論になってしまったことを、自分自身本当に心から苦しく思ってますし、覚悟、責任を持って決めたつもりなので、本当にまずは感謝の気持ちです」と涙ながらに自身の思いを吐露。

マーリンズに決断したことには「昨日の夜遅くまで悩みました」と口にして「今の自分自身、アメリカでやれるとこまで挑戦してみたいっていう気持ち、野球選手という人生は本当に保証もない水ものの人生であり、どのぐらいって予測ができない中で、やっぱりこの若い段階から野球選手としての保証がない競技なので、その中で年齢のところも加味しながら、メジャーの方で挑戦させていただきたいっていう気持ちになった」と打ち明けた。